星美学園 【映像制作の現場】

映像作家である田所が、星美学園中学高等学校にて特別講義を行いました。
今回は講義内容や講義中の様子をご紹介します。

まずは自己紹介として田所が自身の経歴を語り、その後デモリールの放映が始まります。
放映中は教室のあちこちから「すごい!」など、感嘆の声が上がっていました。

演出家とは何か、どのような役割があるのかについて「目的・手段・芸術」という3つの観点で講義が進んでいきました。

続いてはアーティストのMVを取り上げながらの講義に移っていきます。
ロケ地や撮影現場などについて話した後は、コンテの書き方・魅せ場の作り方など絵コンテの仕組みを説明していきました。

さらに合成や撮影セットの手法を紹介したところで講義の前半は終了。

後半は生徒の皆さんが制作したCM作品を1つ1つ放映し、田所がコメントするという内容でした。
どの作品もクオリティが高く、とても見応えがありました!

最後に生徒の方々からの質問タイムが設けられ、講義は終了。
制作期間、費用、企画への携わり方などについて皆さん積極的に質問されていました。

映像制作は「表現したい!」という気持ちだけで完結させるのではなく
見た人がどう思うのか、どう感じるのか客観的に考える事が大切です。相手の反応を見越して取り組むことが必要となってきます。
これは映像の世界だけでなく、私たちが生きる実社会の中でも不可欠なものです。

今回の講義を通して、この考え方が生徒の皆さんに伝わってくれていたらと願っています。